
第1回


黒田病院はJR蒲田駅と京浜急行蒲田駅のほぼ中間点で、両駅まで各々徒歩5分と交通至便な位置にあります。 近隣には、東邦大学大森病院、大森赤十字病院、社会保険蒲田総合病院などの中核的病院が存在し、これらの病院と常に連携診療を行い、また開業医と中核的病院とのパイプ役をも果たしています。 大正14年開業以来、地域住民の健康管理に貢献してきましたが、近年は充実した診療担当医、高い看護レベル、MRI等の高水準な医療機器の充実により、蒲田地区だけでなく、大田区や近隣地区からも、多くの患者さんが受診する病院となっています。 黒田病院の基本的な考えは80年間変わらず、その時代の「求められる医療」を提供することをモットーに常に前進しています。 今年の4月からは中村看護部長を新たに迎え、さらなる看護の質の向上、地域へ開かれた病院を目指して様々な取り組みを積極的に行っている、患者様にはもちろんのこと、働くスタッフにとっても今注目の病院です。


私が大切に考えている「温かみのある看護」とは、患者さんの立場にたち「患者」とひとくくりにするのではなく、様々なバックグラウンドを持ち、社会経験も豊富なひとりの人間として尊重した看護をすることだと考えています。当たり前のようですが、自分がされて嫌なことはしない、逆の立場になった時にやって欲しいと思うことをやる。知識・技術はもちろん大切ですが、何で看護師になったのかという原点に返って、患者さん、ご家族とのコミュニケーションを大切に、人間らしさを忘れない「優しい看護師さん」であって欲しいと思います。そして「自分が働いている病院っていいよ」と自信を持って言える、家族が病気になったら自分の病院に入れたいと思える看護を提供していきたいですね。 病院は、時にとても特殊で風通しの悪い環境に思えますよね。特殊な空間として社会との壁を作らずに、常に一般の方と同じ感覚を持ち続けることの重要性を私は伝えていきたいと思っています。患者さんの目線に立って、専門用語も使わない、地域に密着した開かれた病院にしていきたいですね。
昔から、堅苦しい病院の組織や雰囲気に違和感を持っていて、看護師はこうあるべき、患者はこうあるべきというのが嫌でした。 当院では、スタッフがもっと楽しみながら前向きに働けるように *「fish哲学」を取り入れました。これはアメリカの魚市場で生まれた、楽しい職場づくりをする4つの行動原則を基にしています。「相手に注意を向ける。」 「仕事を楽しむ。」「相手を楽しませる。」「自分で態度を選ぶ。」例えば、新人看護師の出来ないことばかりに注目するのではなく、点滴ができたらみんなで褒める、プリセプターシップの期間が終わったら修了証書を渡したり、プリセプターからプリセプティーへのメッセージを添えるなど、小さなことから取り入れ、みんなで“楽しい職場”を作ろうとしています。また安心して働けるように、子育て支援の充実(院内保育)を図っています。幸せなことに、当院の院長は看護部をとても尊重して下さっています。これは病院にとって、地域にとって、そしてスタッフにとってもプラスになることですから、院長には大変感謝しています。
私が看護師になったきっかけは、特別なものではありませんでした。あえて言うならば、親戚からの影響でしょうか・・・。 ただ、やるからにはその道のプロになりたいという思いを大変強くもっていました。夢中で仕事を覚えていく中、患者さんからありがとうと言われるのが嬉しくて、そしてスタッフから頼りにされることが嬉しくて、そんな思いを持ち続けてここまで来たのでしょうね。 プロの職業人として、それぞれのキャリアステージがあります。20代は無我夢中になって身体で仕事を覚えるときですし、30代は看護師としてのモデルの役割と管理業務、40代はリーダーとしてスタッフを引っ張る、そして50代になった時には人間味あふれる「落ち着いた看護」が出来ると思っています。さらに黒田病院の看護師には、社会と地域医療のニーズに応じた看護の提供、病院経営にも積極的に参画していって欲しいですね。 管理者としては自由な発想をもち、柔軟でありたいと思っています。「あるべき論」はナンセンスですからね。そしてどんなに辛い時だって常に笑顔でいることを心がけています。こんなことを言っている私でも落ち込んだり、元気のない時もあるのですよ。その時はスタッフにパワーをもらったり、以前一緒に働いていたとても尊敬している看護局長を思い出して頑張っています。そして常に一般的な視点からアドバイスしてくれて、軌道修正してくれる主人も大きな支えになっています。
一緒に「温かみのある看護」を実践してみませんか? 何で看護師になったのか初心を忘れずに、その年代にしか出来ない看護、いろいろな形の看護を提供して欲しいと思います。子供のいる人、年齢を重ねた50代には50代の看護がありますから。当院のアピールポイントとしては、時間外勤務のないこと、保育所のあることです。様々な環境にある看護師さんに、少しでも働きやすい環境を用意できるように努めています。「チャレンジ精神」を忘れないように頑張ってほしいですね。

プロの職業人として、そして管理者として常に自分に対する厳しい姿勢を保ちながら、誰よりも「人間らしさ」「温かさ」を大切していることが、取材を通して伝わってきました。会う度に元気をくれる、そして看護師の仕事の素晴らしさを思い出させてくれる大変魅力的な看護部長さんです。 そのパワーはどこからくるのでしょうか? 魅力的な管理者のいる病院はスタッフが生き生きしていますよね。黒田病院のこれからの発展がとても楽しみです。 (宮里)

黒田病院 |
|
所在地 |
〒144-0052 東京都大田区蒲田3-18-2 |
求人情報 |
|
正・准看護師 |
外来・病棟・手術室・透析室 |